強気でいること

20代の頃は、負けちゃいけないって強気に自分を
奮い立たせていた。
少々の攻撃であれば跳ね返すくらいの強さがあった気がする。
そうやって自分を守っていたんだろうね。

でも30歳を超え、35歳までなるとそんな強気な自分では
い続けることができないと気付く。
そして何より、大きな衝撃に耐えられないのだ。
表面の強気な壁をあっという間に壊し、ココロまで届いた
その衝撃はいとも簡単に人をコロス。

それに気付いた時、僕は強気なコロモを脱ぐことにした。
次に纏おうとしているのは、テンピュール枕のような衝撃を
吸収する素材。
いろんな衝撃を吸収するから、ココロまで届かないのでは？
っと考えたから。

この発想って車の話と似ている。
昔、車は簡単には壊れないようにいかに強度を高めるかに
力を入れていた。
でも大きな事故では結局は破壊され、中にいる人も同時に
コロサレル。

そこで今度は、車のボディを壊れやすくした。
壊れるというより、ぶつかった際にボディを凹ませて
それにより衝撃を吸収し、人を守るという発想に転換したらしい。

両方とも、外壁で衝撃を吸収し本当に大事なものを守るってこと。
ココロだったり、人であったり。

それくらい余裕がある方が、楽に生きていける気がする。
逃げって思われるかもしれないけど、ココロが壊れるより
全然まし。

時には戦いもする。
こちらからは攻撃しないと思うけど、向こうからの攻撃を
表面で吸収しココロまで届かないようにする。

うん、理想だな・・・。


今日は姉の誕生日。
おめでとう。
あなたの優しさは人を癒す力を持っています。
そんなあなたは、姓は変わってしまったけれど
いつまでも僕の姉です。



Choo Choo TRAIN

http://www.youtube.com/watch?v=Rs1ynO9x0OA&ob=av2e