贅沢な年末年始を過ごし、ただいま帰宅中。
のぞみが何だかとても早く感じて恐い。

温泉からの帰りに、おばあちゃんを
病院に連れて行った。

病院から出る時は、病人だったのが
ご飯もよく食べるようになり、お酒も
少し飲んだり、最後には毒舌も飛び出し
本当に元気になった。

でも病院に近づくに連れ、テンションダウン。
病室で少し雑談して、帰る雰囲気になってきて
お別れの言葉を交わした。

絶対に泣かないと決めていた。
そんな安い涙は見せないって思ったし
何よりおばあちゃんに失礼だ。
まだ生きているのだから。

なのにおばあちゃんってば
「あんたに会えて良かった。元気にやりなさいよ。」
なんて言うもんだから、涙目になった。

慌ててトイレに行って、顔を冷たい水で洗い
頑張って笑顔で「また温泉いこうね。」って
病室を後にした。

さらにずっと付き添ってる叔母が
「ありがとうね」っなんて泣きそうな顔で
言うもんだから、もう逃げるようにその場を離れた。
我慢できんだろ、そんなの。

後ろから
「泣かないの。まだ生きてるのだから。」
っと母が父にかけている声を聞いて
また泣けてきて、もう振り向かず
まっすぐ車の後部座席に逃げ込んだ。

父の気持ちも少しは分かるし、何より
叔母の気持ちを考えると胸が痛かった。

これは堪える。ココロが乱れるのがよく分かる。
最後の旅になんてしたくないのに・・・。

この衝撃を受け止めることができるだろうか。
それ以上にココロを痛めるであろう人を
見守ることができるだろうか。

今後・・・。
止めよ。制御できなくなりそう。

おばあちゃん、叔母、父、母、ぼく。
この5人がいなくなったら、家が途絶える。
そんなことはどうでもいいのだけど、考えてしまう。

今年は両親だけでなく、おばあちゃん、叔母にもお年玉をあげた。
喜んでたな。初めてもらったって。
普通のポチ袋じゃなくて、小判型のやつに入れた。
金色の紙で作られた小判。
これもココロを掴んだようで、病室に飾っていた。

良かった。
偶然見つけたんだよね。
そんな偶然に感謝。


年男だ〜。
辰年ってすごく愛着がある。
皆んなそうか・・・。

全ては辰年から始まった。
ちょっと大袈裟に言うとね。
何か起きるよ〜きっと。


下関のゆめタワー。
一番高い建物かな?
ふっとした時に目の中に飛び込んでくる
そのタワーは、とてもココロ強く感じる。
そんな物を建てるのは、今のご時世
遅れてるって思ったけど、誰かの救いに
なってる気がした。
変わらずにそこにあるもの。
大事だね。


横浜に帰ります。
色んな想いを持ちながら。
そして今年も始まった。

良い年になるといいな。





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