温もり

2011年12月7日 日常
ここのところ残業が続いていて、かなりへばっていた。

そんな帰り道、駅の階段を下りていたら
エスカレータの方から
ゴロンゴロンって何かが落ちていく音と共に
女性の小さな悲鳴がした。

どうやら人が落ちたらしく、人だかりになった。
いつもなら野次馬根性で覘くのだけど
何故か疲れた心身はそれを拒否した。

怖いって思った。
少なからず怪我はしているはずで
その光景を現実のものとして受け入れたくなかった。

電車の中でも、疲れているはずなのに
妙に気が張っていて眠れない。

どんよりと帰ったら、キャッツを見てきた両親と
横浜駅で出会った。

嬉しそうにキャッツの話をする二人を見て
何故かは分からないけど、涙が溢れてきた。

座席が回ったんだよ。
猫が通路にいたんだけど触れなかった。
猫がいるって先に教えてやったのはワシだ。
その前に私が教えたでしょ。
どっちでもいいよ。

そこには確かに家族の温もりがあった。




家族になろうよ



http://www.youtube.com/watch?v=giIItXYpnxE&feature=related



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