夢

心理学の授業が最終日を迎えた。

と言っても、僕自身は3回休んでいるので
終了ではないけど、ひとまず本クールは最終日。

最後に「墓碑」に自分の人生を刻むとしたら
何と刻むか？それを100年後の子孫が見たという
設定でプレゼンを行った。

8分くらいなのだけど、全然上手く言えなかった・・・。


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【墓碑】
　
　夢を探し続けた男
　
　彼は、生まれてからずっと夢って何だろうっと考え続けた。
　小学校の卒業記念に未来BOXを作ってその中に将来の夢を
　皆で書いて校庭に埋めた。
　でも、全然思いつかず、人が言った「科学者」ってのを
　真似した。
　
　ジャッキーチェンに憧れて空手を始めるがなじめず、
　キャプテン翼に憧れてサッカーを始めるが長続きせず、
　タッチに憧れて野球を始めるがぱっとせず・・・。
　そんな、ごく普通の少年だったのだけど、
　本当の夢って何かが分からずにいた。
　
　それは高校に入っても変わらず、大学進学の時も何の
　意思も持たず、平凡な大学に入ったし。
　それでも、海外に出れば何か見つかるかもって
　イギリスに短期留学するもココロに響かず・・・。
　その後も友達とレンタカーでアメリカ1周するなど
　チャレンジするが、ココロに変化はなし。
　
　本当にこれでいいのか？
　ってずっと悩むけど見つからない。
　
　結局就職も何となく決まった会社に入って
　今も13年勤め続けている。
　
　夢、やりたいことがあればそっちの道に進むのだけど
　ないのだから仕方がない。

　父親に言われた一言で少し吹っ切れた
　「俺は、どこにいても楽しいことを見つける」
　やりたいことがないのなら、今自分に与えられている
　仕事を楽しみながらやれば良い。
　それが無駄になることは絶対にないのだから・・・。

　そして彼は、生涯ずっと夢を探し続けて生きていった。
　彼の夢は、夢を見つけることだったのかな。

　きっと見つかっていたら彼の人生は、あんなに充実したもの
　になってなかったかもしれない。

　

　
　夢をあきらめないで


　http://www.youtube.com/watch?v=PW_kP5uwp7A