地震

2011年3月13日日常

初めての感覚だった。
あんなに大きく揺れたのは。

１７階という比較的高い場所にいたからかもしれない。

電車が止まって、家に帰れなかった。

心配したのは薬のこと。
夜の分なんて持ってきてなかった。

病院を会社の近くに変えていて良かった。
２１時までやっているので行ってみたら
地震のため１９時で診察終了の張り紙が・・・。

薬局が開いていたので、無理を承知で１回分の
薬をくれないか頼んでみた。
そしたら、こないだの水曜日にもらったばかり
だったこともあり、続けて飲んでいる薬だったので
次回分を貸しますっていう理由づけで
無料で貸してもらった。
次回の処方の時にその分を差し引くってことらしい。

たぶん違法なんだろうけど、事情を察して臨機応変に
対応してくれた薬局に感謝。

結局５時まで会社にいた。その間テレビやラジオで
地震の映像が流れていたが、それはまるで映画の
ようだった。
衝撃過ぎてリアル感がなかった。

飲み込まれていく家、車などを見ていて
そして死傷者が出ていることを聞いて
不謹慎にも「生」を感じてしまった。

人間の本能なのかもしれない感覚を
味わった。
妙に興奮して全然眠くなかった。