僕の方こそありがとう

母の手術が終わった。
ひとまず無事に終わったことに感謝。

後は、患部の検査結果を待つだけ。

手術の次の日には歩けるようになり、麻酔薬や点滴とも抜けたりしてだいぶ顔色もよくなってきた。赤ちゃんの日々の成長にびっくりするが、人間の回復力にもまた驚く。

母が入院してからずっと外食・・・。それも仕方がない。
父と飲み屋に行っていろんな話しをしたり、これまでではあり得ない場面に遭遇する。父と二人で洗濯したり洗い物したりと。
そんな家事をこなしながら、母親のありがたみを感じる。

病院ではよく三人でしゃべる。これまでの溝を埋めるかのように自分の思いを伝え、そして笑いあったりふざけあったり・・・。

手術をした日、会社を休んで朝からずっと病院にいた。約５時間の手術。
ずっと気が気でなかった。自分の時以上に緊張したし疲れた。
夜になって帰る時に母に「ありがとう」って言われた。
うぅん、僕の方こそありがとうだよ。

甥っ子の写真をつづったＤＶＤを母にプレゼントしていた。バックにミスチルの「ＧＩＦＴ」を挿入していたからか、そんなことを思ってしまった。

病気っていう暗い雰囲気の中にたくさんの「ＧＩＦＴ」を見つけることができている。それは、いろんな人に優しくできたり、逆に優しさを感じることができたり。
与えられるから与えるのではなくただ与える。
それでいいのだと思う。
でも結局は与えられていたこと気づく。
たぶんそんなものなのだろう。


今日の感謝
「優しくなれたことに感謝」