母の病気が分かってからもその対応を父親にまかせっきりにしていた。

現実を見るのが怖かったんだよね。
いろいろ知ると恐怖で思考が停止する。
だから任せてしまって後は天に祈るだけという無能ぶりを見事に発揮していた。

先日、初めて病院に付き添ってきた。
セカンドオピニオンの話をしなければいけなかったから。
MRIとかCTとか精密検査の結果を聞いてみると思った(希望した)以上に悪かった。両親とも落ち込んでいるのが分かるし、こっちだって心臓がバクバクしてピキって体に戦慄が走った。
やばい怖い。
って思ってたら父が貧血で倒れ顔が真っ青。すぐに横になって看病されていたが誰のために付き添ってきたのだか・・・。

ようやく母の病気だけでなく両親を背負う覚悟を決めた。
現実逃避からは何も生まれない。
別に何か特別にしたわけじゃないけどその覚悟で気持ちは強くなれる。
そしてそれを抱えることができて初めて人は大人になるんではないだろうか?

来週セカンドオピニオンに行って来る。ここからは僕も常に付き添うつもり。
仕事なんてどうでもいい。これまで会社の言うとおりに従ってきたのだから、こんな時くらいは我がままを言わせてもらうし文句は言わせない。

主治医がいなくて代わりの医師が話をしてくれたのだけど、とても分かりやすい説明だし好感を持てた。最終的にこの病院に任せてもいいって思えた。

いろんなところから両親も話を聞いて迷っていたのだけど、この病院でいいと思うと後押しした。ここまでくると信じさせることも重要だと思う。


今日の感謝
「診察後それでも普通に笑った母に感謝」
その笑顔で僕も強くなれる

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