嫉妬

2007年2月26日
 彼女の会社に年末入社してきた男性がいて、話を聞いたところどうやら彼女にとって仕事上信頼ができる人のようだった。相手も彼女を買っているらしく、仕事で別に彼女が知らなくていい情報などこっそり流したりしているようで、最近の彼女の会社の話には必ず彼が出てくるのです。なんだか面白くない自分がいる。嫉妬ってやつです。
 そんな折、彼女が飲み会に行った。男4,5人と女は彼女だけという偏った飲み会だった。当然と言うか、例の男性も参加。付き合いとかあるから飲み会はしょうがない。と思いつつもただいまメールを心配しながら待っていたのだけど、待てど待てどもなかなか来ない。12時半になってもこなくて、電話をかけたところちょうど電車に乗って帰るところらしかった。心配していた分、あっけらかんとしている彼女に腹が立って思わず怒鳴ってしまった。何時だと思っているんだ!なんでこっちの心配が分からないんだ!って。怒鳴られたことに彼女は萎縮したみたいで、ただごめんって謝るだけだった。
 僕にも男としての理想像みたいのがあって、そんな飲み会ひとつで目くじら立てるのはみっともないとは思う。でもさらっと流せない自分がいたのです。そう考えながら、だいぶこの子を好きになってきたんだなと気づいた。好きになればなるほど、高まる束縛、嫉妬・・・。情けないな〜って思えてきて、そして自分の身勝手さにも辟易してきて猛反省。
 やっぱりかっこよくなければいけない。結局情けない男では、幻滅され彼女の気持ちは離れていくだけだし、飲み会を嫌がったりしても惹かれあうのであればいつかはそうなってしまうのだし。しかもそうなったらどうすることもできないのだから、取り乱さず普段の自分を失くさないようにしようと思う。彼女を信じるとも言えるけど、どちらかと言うともっと自分の気持ちを確かに持つ、そんな感じかな。
 僕にできることは、彼女を檻の中にいれることではなく、見守ることなのだと思う。そして彼女が好きでいてくれる自分の部分を大事にすることなのだと思う。それで離れる二人なら、そのときが次のステップへ進む旅立ちの時なのだろう。

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