吸収される側

2006年3月25日
 会社が合併して、弊害と思える自体が見えてきた。直属の上司が相手側の人間に変わったのだ。基本的に文化や風土が全く違う会社同士だったのだから、そうそう上手くいくわけがないのかもしれない。お互いがお互いの会社の悪いところを批判し合う。それはある程度仕方ないことなのかもしれない。ただ、会社規模が違う場合、やはり大きな会社の方の声が大きく、吸収された側の声は押しやられてしまう。
 合併で一番の問題は、対外的には効率化というところなのだろう。だが本質的なところでは、人の融合ではないだろうか。ある話では、10年かかるとも言われる。これまでのやり方、考え方といった固定観念を捨て去り新しく誰かのやり方、考え方を受け入れるのは非常に難しいのだろう。プライドを持って仕事をしてきていたら尚更だ。
 相手を真正面から批判するのではなく、そのバックボーンも理解し受入れた後改善提案をしていく。そういう相手への気遣いを忘れているなら、足を引っ張り合うだけだ。

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