責任転嫁

2005年7月18日
 先月に部内異動をしたばかりだというのに、また異動になった。行き先は元のさやでございます。つまり、前回、異動したメンバー全員が元に戻ったのだ。なんでそんなことになったかというと、業務改革が失敗したから。営業から事務を切り出すため、異動という形をとり場所を離すことによってそれを成功させてようとしていたのだ。
 本当は事務方の取りまとめである僕が、頑張らなきゃいけないところなのだが、任された大きな仕事(僕にはそう思える)にかかりっきりになってしまい、業務改革が進まなかった。結果、改革が失敗ということで元に戻されたのだ。
 今回の業務改革の大きな画を描いたのは上だ。それに合わせて改革内容を作ったのは僕だ。画が決まっていたので、それに見合う流れはほぼ決まっていた。とろこが失敗して上は逃げた。つまり失敗の責任を認めなかったのだ。驚いたことに、僕が「できる」と言ったから改革を決めたことになっていたのだ。「できる」なんて言った覚えはない。てきとうな画に色を塗らされただけなんだから。聞かれたら「できない」と答えていただろう。しかも、直属の上司はやる前から「思いつきで画を描きやがって」と上を批判していたのに、今回の失敗はさも事務の現場が悪いような話をしているのだ。
 上ってこんなもんですか?失敗を認めたら責任を取らなきゃいけないからですか?完全にやる気消失。お前らの下で働く気がうせた。付いていく気がしない。

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