最前列

2004年11月11日
 こんなことがあるとは・・・。
ap bank「BankBand」のライブに行ってきた。結局姉の当選分は、姉の友達に譲ることにした。会場前に待ち合わせをして4人で入場。チケットを受け取り、座席表を確認。僕のチケットは、後ろから2列目のテーブルだったが、なんと姉のチケットは一番前のテーブルではありませんか。姉の友達にじゃんけんで決めましょうか?と言ってみたが、「そんなのいいですよ。ここにいられるだけで幸せですから」と快く最前列を譲ってくれた。やった〜まじでいいんですか???
 彼女達が来なかったら、チケットはキャンセルしていて最前列はありえなかった。こちらこそ感謝です。
 会場は、ざっと50テーブルくらいあっただろうか?列としては7列しかなかった。席についてびっくり。ステージ近すぎでしょ。ありえない距離。そんな興奮の中、食事を注文。パスタなど頼んだのだが、来てまたまたびっくり。すっごい少量。弁当に添えられたパスタの量くらいしかないのだ。思わず姉に「これってテイスティング用じゃない?これでよかったら、普通の量が運ばれて来るんだよ」って冗談も飛び出るくらい。
 食事に少しの不満を感じながらも、開演を待っていた。さあメンバーが出てきた。櫻井さん、小林さんがでかい・・・。すぐ目の前で櫻井さんが櫻井さんとして存在していた。つまり、いつもは距離があって影でしか彼の存在を感じることが出来なかったのが、全身を確認できるくらい物理的距離が縮まったことで、とても彼を身近に感じることが出来た。あまりにも近すぎて思わず「おう、頑張れよ」って知り合いでもないのに声を掛けちゃいそうな気になる。
 それにしても、演奏が半端じゃなくすばらしかった。恥ずかしながら、他のメンバーは知らない人達だったが、ど素人の僕が聴いていても感動するくらい素敵な演奏だった。こんなライブを一番前で見られるとは・・・。中島みゆきの「糸」が演奏された時は、泣く人が大勢いた。僕は、ミスチル「優しい歌」の時に鳥肌が立ちまくって目頭が熱くなった。みんなバンドと一体感を感じていたのだろう。
 今回東京、大阪で6公演あって応募は6万人いたらしい。そして1公演あたり、300人くらいが当選。結構な倍率なのに、兄弟二人が当たるって奇跡に近いですな〜。櫻井さん曰く「選ばれし人達」なのでした。
 BankBandの皆さんのおかげで素敵な夜を過ごすことが出来ました。ありがとう〜。

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