さらば27歳
2004年9月1日 モブノリオ著、「介護入門」なる小説を読んだ。芥川賞を取ったらしき本。ファンキーな若者が介護を通して一回りも二回りも大きくなる、そんな介護録的な話を想像していた。まあ間違いではないが、ちょっとイメージが違った。何せ、頻繁に出てくる言葉が「YO、ヨガ−」。・・・。
著者の親戚には、「寝たきりになるくらいなら、死んだほうがましだ」と話す者がいたという。しかも、見舞いには来るが、世話はしない。本人の前で、一丁前に「大変やね」と涙を流す。きれいなとこしか見ない、完全なる「偽善」。そう、例えるなら24時間テレビを見て安い涙を流す視聴者。それで、苦しみの渦中にいる人達と通じ合ったつもりになるんだからめでたい話だ。
今日、僕は27歳最後の日を迎えている。27歳の半分は病院にいた気がする。28歳はどうだろ？明日から新しく生まれ変われることを切に願う。
著者の親戚には、「寝たきりになるくらいなら、死んだほうがましだ」と話す者がいたという。しかも、見舞いには来るが、世話はしない。本人の前で、一丁前に「大変やね」と涙を流す。きれいなとこしか見ない、完全なる「偽善」。そう、例えるなら24時間テレビを見て安い涙を流す視聴者。それで、苦しみの渦中にいる人達と通じ合ったつもりになるんだからめでたい話だ。
今日、僕は27歳最後の日を迎えている。27歳の半分は病院にいた気がする。28歳はどうだろ？明日から新しく生まれ変われることを切に願う。
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