過去にするということ

2004年7月7日

　この日記の存在を改めてありがたく思う。すごくささいなことで、誰かに話すことさえ憚れることでも書くことができる。同じことで何度もつまづいても書くことができる。かっこつける必要がないんだね。素の自分がここには現れている、そんな唯一の場所。
　いろんなことを文字として吐き出していく。吐き出すたびに自分の中の出来事が過去になっていく。そうやって何とか気持ちを軽くして生きている。誰かに話すことで気持ちが楽になるって言うのと同じだろう。言葉になっているか文字になっているかの差だけだ。芸術家や音楽家も表現をする。自己主張の場合もあるだろうけど、胸にしまいこんだ想いがあるのだと思う。それを絵や音として吐き出していく。それが金になるのはちょっと羨ましい…。

　今日仕事帰りに東京いちごを買って帰った。こないだは東京ばななを…。ばななは評判通りそこそこおいしかったけど、いちごはどうなん？？？帰りの電車の中で包装紙をばりばり破いて食べていた僕はちょっと変な奴だったかも…。しかも東京いちごっていうお土産ものなのに。横浜に住んでると誰もお土産として東京ばなななんて買ってくれないんだよね。自分で買うしかないでしょ。
　