温かい手

4日に手術が無事終了した。最初に麻酔を点滴され、10秒くらいでぼやっとしてきたと思ったら次の瞬間記憶が途絶えた。起きたら手術は終わっていた。何が痛いって、おしっこの管。傷口より痛くて夜眠れなかった。管をつけていると知らない間におしっこが出てるものなのに、出る瞬間が痛くて分かるのだ。術後2日経ってるのにいまだにおしっこする時ヒリヒリと痛みが走る。絶対挿入ミスしたな。
手術をした夜、急に寒気というか震えがきて電気毛布をもらった。手足が冷たくなり、つめは真っ青になっていた。肝臓病や不整脈をもっているから容体悪化か？？っとさすがにびびった。座薬を入れてもらって1時間後には落ち着いてきたが、その間ずっと母が手を握ってくれていた。温かかった。人肌はとても優しい温度です。
術後2日で12階病棟に戻された。あっという間の10階病棟だった。昨日、12階の看護師さんたちがわざわざ10階までお見舞いに来てくれた。2日しか経ってないのに何だか懐かしかった。うれしいことです。
今日12階に戻るとやはり「お帰り、早かったね」の大合唱で迎えられた。実家に戻ったような妙な錯覚を起こしてしまった…。
さあ一つ不安要素を取り除いたので、しばらくは肝臓の治療に専念だ。