休職宣言

2004年2月10日
会社の上司がお見舞いに来てくれた。しかも一週間前に事前連絡を入れてだ。これまで突然来るのが常だったのに。何か堅い話が待っているのだと直感できた。そしてその話の内容も…。
案の定、「休職」の話だった。うちの会社は病気などで休んでも六ヶ月は欠勤(給料が出る)扱いとなるが、それ以上になると休職(給料が出ない)になるのだ。ただそうなっても健康保険組合から給料の85%は支給(傷病手当)されるので、その書類を持ってきてくれた。
あと一年だと通告されたようなものだ。休職期間が終われば所謂「クビ」だ。
既に従業員規則などである程度調べておいて覚悟はできていたが、やっぱり実際言われるとショックだった。
精神的ダメージが続く中、食欲なんてなかった。食べる気はしなかったが、それでもゆっくりゆっくりと箸を動かしていた。なんでだろう?と一瞬考えたがすぐに答えは出た。「生きるため」だ。それもより良くとか人よりかっこよくとかじゃない。「ただ生きるため」だ。僕は今動物に近いのかもしれない。

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