諦めないということ

2004年1月24日
現在スミフェロン(IFNα)を使い治療している。入院している間は肝臓の数値を落ち着かせることができるが、退院してしばらくするとあっという間に悪化してしまう。効いてる効いてないで言うと効いている方だとは思う。
肝炎の治療では大まかに3段階ある。
?強ミノ(肝庇護剤)→?IFN→?ラミブジン
現在僕は、副作用の多い?のIFN治療中だ。これだけ落ち着かないので?のラミブジンを主治医は勧める。?は副作用がなく、数値も安定しやすい。ただその薬は飲み始めたらずっと飲み続けなければならない。しかも1,2年で効かなくなる可能性が高い。そうなると?のIFNを併用しなければならなくなるのだ。つまり一定期間は平和に過ごせるが、結局は現状に逆戻りするということだ。
これまで医者は、僕自身まだ若いので新しい薬が認可されるまでIFNで引っ張ったほうがいいと言っていた。僕もそう思っていた。数値が上がったら入院して、下がったら退院して、をしばらく続けるつもりだった。何の策も講じずに…。
しかし父親は違っていた。IFNは数種類あり、同じ種類でも違うメーカーが作っていたりして様々ある。
それを試そうというのだ。ただ指をくわえて数値に左右されるのではなく闘うことを選ぼうと言うのだ。
主治医はあまり意味がないというような感じではあったが、同じ薬でも微妙に違うってことが良くある。体との相性もあるからだ。
完全に試行錯誤の治療になるがやってみる価値はあると思う。ここまで会社を休んでるのだから、今さらあせる必要はない。
?より効果がある?にいくってのは普通だと思う。でもリスクがある以上、今できることを試行すべきではないだろうか?まだ?しか手がないわけではないのだから。
ただ医者にとっては?を使ったほうが楽なのだろう。しかしもし自分の家族が僕と同じ病気になったとしても簡単に?を服用させるだろうか?
たぶん必死に方法を考えて試すんじゃないだろうか?そういう努力を主治医に求めたい。
全ての患者にそうできる医者に出会う確立は低い…。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索