三文の徳

2003年11月1日
昨日の夜あまりぐっすり眠れず、朝5時に起きた。すっきりでもないけどだるい感じもそれほどない。病室は相部屋だけど窓際ベッドのため起き上がって窓の外を見ていた。さすがにまだ外は薄暗く、徐々に明るくなっていくのをぼけっと見ていた。室内にいるのに窓から伝わる昼間より冷たいであろう空気。そして車、人が少ない分きれいであろう空気。すがすがしい朝だ。
ふと昔朝早く起きた時のことを思い出した。友達と海へ行くために朝早起きして出かけたこと。ディズニーランドへ車で行くためとんでもなく早起きをしたこと。などなど…。同じ街なんだけどがらんとしていていつもと違う風景の街。「バニラスカイ」という映画の初めに出てくる、中心街へ行けども誰もいないという主人公の夢のシーンとだぶる。
なんとなく街を独占したような気分。多くの人よりいち早く朝の空気を感じることができ、しかもそのことをほとんどの人が知らずに寝ているっていうちょっとした優越感。
仕事も何もない朝一番はかなり贅沢な時間だと思う。

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