言葉

2003年7月11日
目は口ほどに物を言うって言われるけど、とんでもない。
確かに言葉を発しない状況においては当てはまるけど、一旦言葉を発してしまうと言葉以上に自分の気持ちや考えを伝えられる道具はないと思う。
人それぞれ表現の仕方が違うのも分かる。同じ感情でも言い方ひとつで相手に伝わる印象は違うだろう。
恥ずかしいとか馬鹿にされるって理由で具現化されていない想いがたくさんある気がする。突発的に出る言葉は「軽率」なのかもしれないけど、自分の想っている気持ちはやはり伝えるべきなんじゃないだろうか?せっかくある気持ちを伝えないのはないのと一緒だよ。
態度で示せば良いっていう理屈は気持ちを伝えることに対して手を抜いているとしか思えない。

最近読んだ本に言葉の面白い力が書いてあった。
言葉は想いを超えてそれさえも変化させる。
嫁と姑の争いなんだけど、お互いが相手を嫌っていて態度や言葉にとげがある生活を続けていた。
ある日嫁が内心むかつきながらもいたわりの言葉や態度で接したところ二人の関係が改善したという話。

言葉は自分の気持ちを伝える道具であると同時に誰かと接するときの掛け橋になっているということ。
言葉は内にあるときと形を変えて発することができるすごい力を持っている。人は心の中でなんて残酷なことを考えているんだろうと自分を責める時がある。でもそれを言葉にしたり、行動したりしなければたいした意味はないように思う。
プラスの気持ちはそのまま伝える。マイナスの気持ちはプラスの言葉に変えてみる。恐らくこれで人間関係が少しは改善される気がする。

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