草の花

2003年5月21日
またもや暇人全開で小説「草の花」を読破。
僕が生まれる20年くらい前に書かれたもの。どうして昔の小説って難しいんだろう。特に景色の描写…イメージが湧くような湧かないような。
ああいう描写を幻想的な描き方だとか評価する人もまたすごいと思うけど。
ただ内容とは一切関係ないんだけどね。
主人公は戦争へ招集されることを恐れている。というか「死」に対してかな。
死に対しての恐怖を「死は当然訪れるものだ。ただ怖いのは愛する人、夢、思い出全てが無になる事が怖いんだ」みたいな感じで述べてる。すごい同感。
自分も愛する人がいた時はその人をおいていく恐怖、その人と一緒に歩んでいく未来がなくなるかもって怖かった。
主人公は戦争に呼ばれるんだけどその前に大事な人を失ってしまう。
結局死に対する恐怖ってなんだったんだろう?愛すべき人がいない生なら無なのかもしれない。少なくとも僕はそうだった。
守るべきものがあって初めて恐ろしくなる死…。

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